
こんにちは、にっちゃんです。まだまだ暑い日が続いて大変な毎日ですが、なんとか頑張って生きております
そんなこんなで今日は、「ホームページの作り方」について詳しく丁寧に解説していこうと思います。

- 会社のホームページが古過ぎるので作り変えたい
- 起業して独立したけど、自分のホームページがない
- 月額管理費が高いので、自分で管理できるようになりたい
などの悩みを抱えている方に向けて、今回の記事を書いております。
本記事のもくじになります
- 実は簡単!?ホームページ作成は初心者でもできます
- ホームページ作成方法の種類を解説
- 手軽に作りたい方にはCMSがおすすめ
- もちろんCMSにもデメリットはあります
- しかし細部までこだわるなら、やっぱり難しい
- まとめ
実は簡単!?ホームページ作成は初心者でもできます

「えっ!?」と思う方もいるかもしれませんが、ホームページって専門知識がなくても作れちゃうんですよね。
一昔前までは知識を持ったエンジニアしか作れないという印象が大きかったですが、最近は「ホームページを作成するツール」も多く開発されており、説明通り操作をするだけで作ることができます。
サービスによっては、スマホだけで作れるものもあります。
ホームページ作成方法の種類を解説

ここから実際に作る方法の種類をいくつか出していきます。ホームページを作る方法は大きく分けて3つありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
【一番簡単】ホームページ作成サービスを利用する方法
まず一つ目が「ホームページ作成サービス」を利用する方法になります。
ホームページを作成するには「ドメイン」と「サーバー」と呼ばれるものを別途用意する必要があるのですが、この方法であれば基本的には必要ありません。サービス提供会社の方で全て用意してくれます。
ドメインとは?
ドメインとは簡単に説明すると「ネット上の住所」にあたります。例として出すと、Yahooのドメインは「yahoo.co.jp」、プリマネットのドメインは「primanet.jp」になります。
サーバーとは?
サーバーも簡単に説明すると「ネット上の土地」になります。ホームページ「ネット上の家」を作るには、「土地」が必要になります。それがサーバーにあたります。
※「ドメイン」と「サーバー」は基本セットになります。どちらかが欠けていると、ホームページはネット上で表示させることができません。
日本にはホームページ作成サービスは数多く存在しています。有名なところですと、
- WIX
- FC2
- JIMDO
などが挙げられます。
ちなみにECサイト(ショッピングサイト)であれば
- Stores
- BASE
などがあります。
これらの作成方法はあらかじめサービス提供会社側で用意されたテンプレートを使い、マニュアル通りに操作するだけで誰でも簡単にホームページが作れるというものです。
会社によって異なりますが種類豊富なデザインテンプレートが用意されている場合もあり、下手な制作会社で作るより良いこともありますね。
※これらのサービスは無料で作れることが多いですが、使える機能に制限があったりするので注意が必要です。
【ちょっとだけ難しい】CMSを利用する方法
2つ目は「CMS」というシステムを使って作る方法になります。
CMSとは?
CMSとは「Contents Management System」の略称であり、原稿や画像さえ揃えれば知識が無くてもホームページを作ることができるシステムです。またページを増やすことも簡単にでき、会社のお知らせ情報なども簡単に表示させることができます。
CMSは先ほどの「ホームページ作成サービス」と似ていると思われがちですが、決定的な違いは2つあります。
- 機能を拡張することができる
- 「サーバー」と「ドメイン」を自分で用意する必要がある
先ほどの「WIX」や「FC2」は、決まったデザインや機能の中でしか作ることができません。それと比べて「CMS」はデザインテンプレートがたくさんあります。無料のものから有料のものまで幅広く、機能もそれぞれです。
またCMSには「プラグイン」と呼ばれるものがあり、もともとのCMSにはない機能を後から追加することができます。CMSは「スマートフォン本体」、プラグインはスマートフォンの「アプリ」と考えると分かりやすいですね。
そしてもう1つの違いが、「サーバーとドメインを自分で用意する必要がある」ということです。
「サーバー」と「ドメイン」は基本的に、レンタル業者へ料金を払って利用するという形になります。そのため、CMSは完全無料で使うことはできません。携帯端末本体はタダだけど、通信料金は毎月掛かるみたいな感じです。
有名なCMSを挙げますと
- WordPress
- baserCMS
があります。
特にWordPressというCMSは世界的にも有名で、そのシェア率は世界で50%を超えています(日本においてはシェア率80%!)。ちなみにこのサイトもWordPressで作られています。
【一番難しい】プログラミングで自作する方法
HTMLやCSSと呼ばれるプログラミング言語を用いることで、ホームページを作ることが出来ます。この方法は基本的にゼロから作るやり方なので、他のシステムに邪魔されず自由自在に作ることが出来ます。
しかしその分プログラミングの知識が必要になってくるため、難易度は一気に上がります。このあたりになると制作会社に依頼する場合がほとんどです。
「オリジナルの機能をつけたい!」「デザインにこだわりたい!」という要望がないのであれば、この方法でなくても問題ありません。
手軽に作りたい方にはCMSがおすすめ

ここまででホームページを作る方法をご紹介してきましたが、結局のところどれが良いのか迷いますよね。そんな方には「CMS」を使って作ることをおすすめします。
WIXなどのサービスを使って作る方法も魅力的ですが、先ほども言った通りCMSの方が拡張性に優れます。
時代が変われば取り扱う商品が変わったり、サービスも変わります。後々のことを考えて作るのであれば、拡張性のあるCMSを利用する方がコストカットにも繋がります。
また最近は「オウンドメディア」を持つ企業も増えており、サイトのページを簡単に増やすことができる機能はほぼ必須と言っても過言ではありません。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは「自社で所有するメディア媒体」のことを指します。例えばリクルートの不動産事業であるsuumoが運営する「suumoジャーナル」やマヨネーズのキューピーが運営する「KEWPIE MAYO KITCHEN」などがあります。
「ホームページは作って終わり」の時代ではありません。むしろ作った後からが本番なのです。こまめに更新して育てていくことによって、「ただの名刺替わりのホームページ」が「集客ができるホームページ」に生まれ変わるのです。
もちろんCMSにもデメリットはあります

CMSはとても便利で使い勝手も良いですが、デメリットが存在しないわけではありません。使うCMSによっても異なるので、注意が必要です。
CMSのデメリットは下記の通りです。
- 機能を追加する場合はコストが掛かりやすい
- 他のページとデザインが変わるページは、制作の手間がかかる
- オープンソースのため、セキュリティーの問題がある
機能を追加する場合はコストが掛かりやすい
まず一つ目に挙げられる理由として「機能追加にコストが掛かる」という点です。
CMSは元々の機能を拡張させる「プラグイン」といものがあると先ほど説明しましたが、少し気を付けておく部分があります。
CMSの拡張機能はとても便利ですが、ある程度の知識がなければ使うのが難しい場合があります。メジャーでないプラグインなど。
また便利だからといってプラグインを増やし過ぎると、管理が難しくなるだけではなく「セキュリティーホール」を増やすことにも繋がってしまいます。
セキュリティーホールとは?
セキュリティーホールとは、プログラムの不具合や設計上のミスから生まれるセキュリティー上の欠陥を指します。放置しておくと、悪意のある人にハッキングされたりウイルスに感染しやすくなります。
しっかりと覚えておきましょう。
他のページとデザインが変わるページは、制作の手間がかかる
二つ目の理由は、「デザインの異なるページは制作の手間がかかる」です。
よくキャンペーン等でオリジナルデザインのページを作ることがありますが、CMSでは簡単に出来ない場合があります。(CMSによってはできる場合もありますので一概には言い切れません。)
※ここではWordPressを前提に話を進めています。
WordPressは作れるページのレイアウトが大体決まっており、決まっているデザインであれば簡単にページを増やすことが出来ますが、それ以外のデザインページを作るとなると作り直す必要があります。
例として弊社の「PRIMA BLOG」で見てみましょう。

PRIMA BLOGの基本的なページデザインは、上に貼り付けている画像の通りです。
このデザインのページはいくらでも増やすことが出来ますが、異なるデザインのページは簡単には増やせません。

この画像はプリマネットの会社のトップページですが、PRIMA BLOGのページのデザインと全然違いますよね?このような場合は制作に手間がかかります。
オープンソースのためセキュリティーの問題がある
最後の理由が「セキュリティー上の問題」です。
WordPress等のCMSはオープンソースのため、ハッキング(外部からの不正なアクセスや改造)のリスクがあります。開発側もアップデートを重ねて対応していますが、それでもハッキングは発生してしまいます。
オープンソースとは?
オープンソースとはOpen(公開)Souce(元)であり、要約するとシステムを構築しているコードが一般公開されているという意味です。知識があれば自由にカスタマイズすることが出来ます。
その為CMSの運用は気を付けて行う必要があります。
- 不要なプラグインは入れない
- SSLの設定を行う
- パスワードは定期的に変更する
SSLとは?
SSL(Secure Sockets Layer)の略称であり、WEBサイト上でやりとりされる情報を暗号化する機能のことです。データを暗号化するので、ショッピングサイトなどでクレジットカードの番号を盗まれるのを防いでくれます。
ここまでがCMSのデメリットになります。次はホームページを制作するにあたって「気を付けておくべきポイント」を解説していきます。
しかし細部までこだわるなら、やっぱり難しい

WordPress等の「CMS」を使えば手軽にホームページが作れると言いましたが、細部までこだわるのであれば少し難しいかもしれません。
その理由を説明していきます。
デザインや機能を重視するなら、やはり専門知識は必要です
WEB上のサイトは「HTML&CSS」「JavaScript」「PHP」といったプログラミング言語で動作しています。それゆえ「機能」や「デザイン」の追加変更を行うとなると、専門知識が必要となってきます。
- お問い合わせフォームの機能を追加したい
- ショッピング機能を追加したい
- アニメーションを入れたい
最近では簡単に実装できるテンプレートテーマなどもありますが、それでも知識がないと難しいです。
失敗したくないのであれば、制作会社に依頼した方が無難かも
もしあなたが、ホームページの作成に「時間をかけられないor失敗したくない」のであれば制作会社に依頼することをおすすめします。
CMS等を使えば簡単にできるとはいえ、少なからず知識を要する部分が出てきます。「分からないことが出てきても、自分で調べて解決するぞっ!」という方なら問題ありませんが、、、笑
まとめ

今回は「ホームページ作成の方法」を、制作会社の立場からご紹介させていただきました。
メリットやデメリットを明確にすることで、確実な判断基準とすることができます。行き当たりばったりでホームページを作ってしまうと、失敗する原因となってしまいます。
今後の運用や活用方法をしっかりと見定めることが大切になります。今回の記事はここまでとなりますが、ホームページのことでご不明点がありましたら、プリマネットまで気軽にお問い合わせください。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!