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    2020/06/26

    「下半期もよろしく」で本の紹介をしてみた

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    こんにちは!周りの流行が終わった頃に自分の中で流行が来るAPKです。きっとAPKの時間だけ周りよりもすごく遅いんだろうなあと思っています。

    今回は、今年の正月に流行した「#ことしもよろしくの頭文字でオススメの本のタイトルいってみようか」というタグに便乗して、下半期(しもはんき)もよろしくの頭文字でオススメの本のタイトルいってみます!

    「し」少女/湊かなえ

    あらすじ

    親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。
    自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く
    ──死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

    この作品は映画のポスターに惹かれて映画を見てから小説を購入しました。

    APKは湊かなえ作品の大ファンで色んな小説を読みましたが、人間の醜い部分がすごくリアルな所が好きです。

    湊かなえ作品は主人公たちにとっては幸せでも第三者から見ればどう考えてもバッドエンドないわゆる「メリーバッドエンド」が多いような気がします。

    ですが、綺麗事でみんながハッピーエンドにならない部分がAPKにはすごく刺さります。

    映画もぜひ観てもらいたいですが、小説もお勧めしたいくらい良い作品でした。

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    「も」問題児たちが異世界から来るそうですよ/滝ノ湖太郎

    あらすじ

    世界に飽きていた逆廻十六夜に届いた一通の招待状。『全てを捨て、“箱庭”に来られたし』と書かれた手紙を読んだ瞬間──完全無欠な異世界にいました!
    そこには猫を連れた無口な少女と高飛車なお嬢さま、そして彼らを呼んだ張本人の黒ウサギ。ウサギが箱庭世界のルールを説明しているさなか「魔王を倒そうぜ!」と十六夜が言いだして!?

    タイトルから察しがつくかと思いますが、こちらはライトノベルです。この作品はアニメから入ってアニメが面白かったので小説を購入しました。

    最近ネット界隈でお決まりのように言われている「俺TUEEEE」と呼ばれる主人公が最強という設定から始まる物語ではありますが、周りのキャラクターも個性的で魅力があります!

    この記事を書いている途中でもう一回アニメを見返そうかな……と考えるくらい面白い作品でした。

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    「はん」半分の月がのぼる空/橋本 紡

    あらすじ

    いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。
    でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。僕がそばにいても完全無視だ。いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?

    この作品は漫画・ドラマCD・アニメ・実写ドラマ・実写映画の5分野で作品化されたライトノベルにしては珍しい作品です。

    この作品ではいずれ訪れる”死”や”命”などの重いテーマを取り扱っていますが、直接的に死を伝えるのではなく、むしろ残された未来について明るく語っている節があり、最後はハンカチが必須になるくらい感動する作品です。

    APKはこの映画の主題歌である阿部真央の「15の言葉」という曲が好きで今でもずっと聞いていますが、この作品のストーリーともマッチしていて余計に涙を誘います。

    最近感動する作品を見てないなあと思っている方にはとてもおすすめです!

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    「き」君の膵臓をたべたい/住野よる

    あらすじ

    ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
    そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

    この作品は漫画化、映画化もされたのですが、私はまだ小説しか読んだことがありません。

    この世界観や登場人物たちの心境をきちんと理解して演技できないとこの感動は出てこないなと感じて生身の演技を見るのが怖いと思うくらい、とても繊細な描写でした。

    この作品の表紙には桜の絵が描いてあるのですが、主人公たちの物語はまさに桜のように儚いものでした。

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    「も」妄想代理人/原作・今敏、文・梅津裕一

    あらすじ

    身体の奥底から突き上げる殺人衝動に悩む兄。偶然目撃した犯罪者に恋こがれる妹。そこにいるはずのない妻の幻を視てしまう父。世間を騒がせる通り魔“少年バット”の幻影が、家族の心の奥底に隠された願望を妄想へと変えてゆく。その想いが臨界点を超えたとき、後戻りのできない悪夢の一夜が訪れる!
    気鋭の監督今敏の初TV作品『妄想代理人』の裏にひそむ戦慄の物語が、オリジナルストーリーで登場。

    原作となったアニメから入ったのですが、その話のスピンオフ作品としてこの小説が出ました。

    そのため、アニメから入った方が登場人物やストーリー、世界観を理解しやすいかと思います。

    出版は角川ホラー文庫なのでホラーだと思われがちですが、貞子のような脅かし系ホラーではなく心の闇のようなホラーとなっています。

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    「よ」よだかの星/宮沢賢治

    あらすじ

    飛び方や鳴き声が鷹に似ているだけで「よだか」と名づけられたため、鷹に比べて醜い鳥だとみんなからいじめられるよだか。鷹からは「名前を盗った」と泥棒扱いまでされ、返さないと殺すと脅される始末。
    居場所がなくなったよだかはあちこちをさまよい、ついには……。

    この話は童話として絵本だったり小説になったりしていますので、子供に読み聞かせるのにもぴったりなお話だと思います。

    特によだかの生き方や考え方は、もう一度考えさせられるのではと思います。

    ちなみにAPKは星が好きなのでプラネタリウムや星座の本をよく読むのですが、星座に関係する話もチラホラと出てくるのでプラネタリウムで星を見た後にこの本を読むとより楽しめるかと思います。

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    「ろ」ロミオとジュリエット/ウィリアム・シェイクスピア

    あらすじ

    モンタギュー家の一人息子のロミオとモンタギュー家の犬猿の仲であるキャピュレット家の一人娘のジュリエットはお互いに一目惚れする。
    ロミオはジュリエットと駆け落ちしようとするが、親友の敵のティパルトから決闘を挑まれてティパルトを殺してしまう。ロミオは街を追放されてしまった。
    ジュリエットはロレンス神父にから24時間仮死状態になる薬もらい、死んだふりをしてこっそりロミオと駆け落ちさせる計画だったが…?

    こちらはイングランドの有名な劇作家であるシェイクスピアの戯曲です。

    他にもシェイクスピアの四大悲劇であるハムレット・オセロ・リア王・マクベスなどがあります。

    どれも幸福感あふれるハッピーエンドで終わる事のない作品ですが、どの作品も人間の欲、地位が巻き起こす悲しみの連鎖になっていて今の世の中がまだ平和な方なんだなあと実感させられるような、そんなお話でした。

    あとAPKは大のイギリス好きなので、人生に一度でいいからシェイクスピアの故郷であるトラトフォード・アポン・エイボンに行ってみたいなと思っています。

    コロナが終息して行ける機会が出来たらぜひシェイクスピア劇場にも足を運びたいところです。

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    「し」新世界より/貴志裕介

    あらすじ

    1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……。隠された先史文明の一端を知るまでは。

    APKの好きな貴志裕介の作品です。こちらもお化けや幽霊といったものの怖さではなく、人間の心に潜む闇を見てしまったような怖さです。

    この作者の他の作品で悪の教典という本があるのですが、あちらは本当に脅かし要素だったり異常なサイコパスな人の姿が描かれているので結構えぐいのですが、この作品には主人公たちにそう言った事はありません。

    (サイコキネシスなどの特殊能力はありますが)

    そういった点でも安心して見られるかなあと思います。

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    「く」ろい家/貴志裕介

    あらすじ

    槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。

    またまた貴志裕介の作品です。APKがホラー系の小説で初めて読んだのがこの作品でした。

    ホラー小説や映画が苦手で、呪怨や貞子のようなびっくりするホラー物はまったく見ません。

    この作品は怖くなさそうだなと思って購入しましたが、見なければよかったなと思うほど衝撃的なラストを迎えました。

    貴志祐介の作品はどれも即効性の毒ではなく、あとからじわじわと苦しめられるような毒といった感じの怖さでした。

    ですが1回読んだだけでは分からない部分が多く、2度3度読み返してみると「あの時のこれはそういう事だったのか!」と発見する箇所があり、怖いながらも何度も読み返したくなる作品でした。

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    おまけ

    6月24日(水)から6月26日(金)までの3日間でメルカリが「読むレジ袋」というものを出したようです。

    というのも全国で7月1日から一斉にレジ袋有料化が始まるため、それに合わせて普段捨てるものの価値に気づいてもう一度ものとの向き合い方を考え直すきっかけになるようにと企画されたものだそうです。

    そのレジ袋はナチュラルローソンの138店舗で無料配布しているようで、私の大好きな作家の筒井康隆の小説が印字されたレジ袋がもらえるとの事で行ってきました!

    筒井康隆の読むレジ袋は6月26日(金)の14時から100枚限定で配っていましたが、そのレジ袋だけナチュラルローソン芝浦海岸店でしか手に入らない貴重なものでした!

    まだ裏面の小説を読んでいないのですが「モノガタリ by mercari」に寄稿している「モノ」にまつわる小説が印字されていて、果たしてどんな物語なのかとても気になっています。

    行ってみた時の感想は後日談としていずれブログに投稿しようと思っていますのでぜひお楽しみに!

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