
2020年6月12日更新
こんにちは、新入社員のにっちゃんです。
僕は2017年の12月末で関西の大手電力グループ会社を退社して、今年の11月に今の会社に転職しました。
前の会社が従業員1000人超に対して、今回転職した「株式会社プリマネット」という会社は従業員10人もいない小企業です。
仕事環境が大きく変化した中で22歳の僕が感じた、「大手企業と中小企業の違い」について、少しお話していこうと思います。
従業員1000人超の企業から、従業員10人の会社に転職して感じたこと
22歳の僕が大手企業から中小企業転職して、感じた事を少しまとめてみました。
メリット
- 規則に縛られることなく、自由に業務を進められる
- たくさんの業務に携わることができ、仕事の幅が広がる
- 経営者との距離が近く、意思疎通が容易に出来る
デメリット
- 個人によって仕事の進め方が違う
- 業務効率化のシステムがない
- 経営の波が激しい
ざっと思い付いたのがこんな感じですかね。一つずつお話していきます。
規則に縛られることなく、自由に業務を進められる

僕が中小企業に転職して、一番大きく感じている部分です。
当たり前の話ですが大手企業は、色々と制約が多いです。
- 就業規則
- 決裁手続
- 経理業務
これでもかっ!!!ってぐらい整っています。
なので、定められたルールを超えるような業務を行うことは出来ません。
しかしルールが決まっているという事は、誰がやってもだいたい同じ結果を出せるので、「サービスの品質は安定する」というメリットはあります。
厳し過ぎると発想がでない
社内ルールを厳しくし過ぎると、従業員の発想の幅を狭めてしまいます。
折角良い案が出ても社内規程で実施できなかったら、普通に萎えます。
中小企業は良い意味で環境が整っていないので、比較的自由に業務を進めることができます。もちろん規制と緩和のバランスは大切ですけどね。
たくさんの業務に携わることができ、仕事の幅が広がる

従業員の少ない会社だと各部署が設置されていないので、従業員一人辺りの業務量が多くなります。
業務が多いのはチャンス
担当業務が多くなるとネガティブに考えガチですが、僕はそうは思いません。
もちろん一人で複数の業務に携わるわけですから、当然忙しくはなります。それは否定出来ません。
しかし複数の業務に携わることによって、自分の出来る仕事の範囲が広がります。それはつまり「自分の守備範囲が広がる」ということです。
守備範囲が広い人材は評価されやすい
野球で例えると、「大谷翔平選手」がいい例だと思います。彼は二刀流として、「ピッチャー」と「バッター」の両方で素晴らしい結果を残しています。
だからこそ彼は評価されて、若くしてメジャーに進むことができたんです。
あの年齢でメジャーに行く日本人選手は、そう多くないはず。
できることは多い方が良いに決まってます。
経営者との距離が近く、意思疎通が容易に出来る

中小企業は規模が小さく従業員も少ないので、必然的に経営者との距離が近くなります。それによって、経営者に自分を意見を伝えることができます。
「待遇改善」や「配属希望」の要望も伝えやすく、満足する仕事環境に変えていくことができるはず。
改善意識が芽生える
風通しの良い職場だと従業員がどんどん発言できるので、「改善意識」が芽生えてきます。「同じ働くなら良い環境で仕事したい」と誰しもが思うはずです。
会社で長くやっていきたいのであれば、「良い環境に変えることが出来る環境」に身を置くことが大切だと僕は感じています。
大手企業の経営者は恐ろしく遠い
逆に大手企業の経営陣は、恐ろしいほど雲の上にいます。
入社数年の社員では、顔を見ることもできないはず。(入社式の時ぐらい)
見ることも会うこともないので、経営者側はやりたい放題です。しかしそれに対して文句を言うこともできません。
- いきなりの転勤
- 不当な人事評価
- 人件費削減など
上記のような扱いを受けても、どうすることもできません。
だって伝えることができないのですから。
個人によって仕事の進め方が違う

ルールが明確に決まっていないことが原因ですが、個々によって仕事の進め方が違う場合もあります。2人の上司から異なる指示をされる場合とかです。
会社の規模が小さく社内の人間関係も濃い分、衝突があった時はとても面倒。
「事前に決めてから指示出してよ」って話。
この会社に転職してからそういった事態に僕はまだ遭遇していませんが、これから起こり得る可能性は十分あるので、気を付けていきたい部分です。
業務効率化のシステムがない

これは転職してから少し感じています。具体的な部分を言うわけにはいきませんが、一部の手続きで「効率良くないな」と思う部分はあります。
システム面での不自由は少なからずある
中小企業は資金面の関係から、大手ほどインフラが整っていません。
- 経理ソフトが古い
- 書類が手書き
業務の進め方は自由ですが、テクノロジーの部分で中小企業は大手みたいに早くはありません。また経営者が高齢だと、一層遅くなります。
しかし変えていけるチャンスもある
繰り返しになりますが、中小企業は業務の進め方の制約は少ないです。
なので自ら環境を変えていくこともできるはず。
業務効率化を進めつつ従業員の士気を高めることが出来れば、「会社」も「社員」もハッピーになります。
しかしいきなりすると大変なので、出来ることからしていくのがベスト。
各個撃破ということね(^q^)
【1番の不安】経営の波が激しい

これは一番気にしている人が多い部分だと思います。
結論を言うと、中小企業は安定しません。
特にB to Bの会社は発注先の影響を受けやすく、一気に経営が傾くことがよくあります。中小企業を考えている人は、これを忘れてはいけません。
今の日本経済は未曾有の不景気です。
失われた20年とかよく聞きますけど、いつまで失うつもりなんですかね?
解決方法は2つある
解決方法は2種類あります。
下記の通りです。
- 自社で完結する商材を作る
- 自身で稼ぐ術を身に付ける
自社で完結する商材を作る
この方法は会社によりきなのですが、もし今の会社がB to Bなのであれば、B to Cも取り入れていくべき。
残酷な事実ですが、中小企業なんて発注先の判断一つで、いとも簡単に潰されます。広告代理店なんて、広告主がやらないって言ったら終わりですからね。
発注先に左右されない、自社の商品を一つは持っていたいですね。
プリマネットの場合
プリマネットの場合は「プリモン」です。
プリモンはプリマネットのオリジナルキャラクターなので、完全な自社商品です。
LINEスタンプやGIFアニメーションなど、個人の方でも楽しめるように試行錯誤中です。プリモンLINEスタンプ発売中! | 株式会社プリマネット
自身で稼ぐ術を身に付ける
もう一つは自身で稼ぐ術を身に付ける方法です。
- 終身雇用の崩壊
- 政府の副業後押し
- 年金問題
会社があなたを守ってくれる保証はどこにもなく、ある日いきなりクビを切られることもあるかも知れません。
2020年、大企業の40代・50代を襲う「大・早期退職時代」が来る
大手企業から小企業に転職した感想

大手から中小に来た感想としては、大満足です。
毎日刺激のある環境で仕事をしています。
また中小に転職したことによって危機感を常に感じるようになり、会社でも個人でも新しいことにチャレンジするくせがつきました。
また物事を多角度から見れるようになり、視野も広がったと感じています。
良い上司や仕事仲間に恵まれたのも大きいですね。
最後に

ここまで書いてこの記事読み返してみたけど、なんか色々ごちゃごちゃしててよく分かりませんね。書いた当の本人もそう思うぐらいです。
もっと記事たくさん書いて、ライティング能力が上がった時にまたリライトでもしようかな。「うわぁ…当時の俺、なんでこんな文章書いてたんだぁ…」になる自分が想像出来ます。
スマホで読んでいる人はスクロールでそろそろ指が痛くなる頃だと思うので、今回はこの辺にしておきます。